開拓殉難者慰霊法要
両祖開山忌に先立ち、開拓殉難者慰霊法要をお勤めいたしました
北海道の厳しい開拓史の中で礎となった先人をはじめ韓国朝鮮、中国出身者やアイヌ先住民族の方々への慰霊供養を行いました。
朝方から降り出した冷たい雨も少し弱まりましたが、本堂にてお勤め致しました。


永代供養納骨法要
雨も落ち着き祭壇前で永代供養の納骨法要を執り行うことが出来ました。
当山御住職導師のもと、納骨された皆様のお名前を一人一人丁寧に読み上げられました。永代供養を志されたお施主様方にもご参列・ご焼香を頂きました


続いて岩手県奥州市光明寺御住職佐藤浩昭老師に御法話を頂きました。
当山住職との出会いから、北海道の広大さをクイズ形式で教えてくださいました。
北海道の面積は岩手6県(青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島)と新潟、富山県の計8県の和とあまり変わらないそうです。

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「霧の中を行けば覚えざるに衣湿る よき人に近づけば覚えざるによき人となる」
霧の中を歩いていると、自分が濡れていることに気づかないうちに衣服が湿るように、
優れた人のそばにいると、知らず知らずのうちに自分も良い人になっている。
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道元禅師のお言葉を丁寧に丁寧にお話しくださいました。
両祖忌
大本山永平寺を開かれた高祖承陽大師道元禅師様は、建長5年(1253)8月28日に、京都高辻西洞院覚念邸で、54歳で示寂されました。また、大本山總持寺を開かれた太祖常済大師瑩山禅師様は、正中2年(1325)8月15日に、石川県羽咋市の永光寺にて、58歳で示寂されました 両祖大師の示寂された両日を、近代に入りまして太陽暦に換算したところ、まことに不思議なことに、年こそ違え、いずれも9月29日となりました。これをうけて、太陽暦での9月29日を、両祖大師のご命日として、「両祖忌」と定めました
当寺では毎年10月10日にお勤めしております。

施食会(塔婆供養)
檀信徒皆様が志された御先祖様の御塔婆供養と、御志納供養を執り行いました。


臨時国会前の大変お忙しい中、立憲民主党の道下大樹先生が最後まで御参列くださいました。

