開拓殉難者慰霊法要
両祖開山忌に先立ち、開拓殉難者慰霊法要をお勤めいたしました
北海道の厳しい開拓史の中で礎となった先人をはじめ韓国朝鮮、中国出身者やアイヌ先住民族の方々への慰霊供養を行いました。
永代供養納骨法要
天候にも恵まれ永代供養の納骨法要を執り行うことが出来ました。
当山副住職ご導師のもと、納骨された皆様のお名前を一人一人丁寧に読み上げられました。永代供養を志されたお施主様方にもご参列・ご焼香を頂きました
続いて南区光徳寺御住職齋藤徳光老師に御法話を頂きました。 道元禅師のお言葉で
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此(この)一日の身命(しんめい)は尊ぶべき身命なり、貴(とうと)ぶべき形骸なり。
此(この)行持(ぎょうじ)あらん身心(しんじん)自(みずか)らも愛すべし。自らも敬うべし。
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「身命」とはいのち、「形骸」とはカラダ、「行持」とは精進する事です。
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つまり尊いいのちの一日という気持ちで一所懸命精進する自分は身も心も素晴らしいものであるから
自らを愛しなさい、自らを敬いなさい
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このような意味となります。 また、ネルケ無方老師と元国立がんセンターの総長で、現在は日本対がん協会会長を務める 垣添忠生先生との生と死をめぐる対談のお話を丁寧にお話し頂きました。
両祖忌
大本山永平寺を開かれた高祖承陽大師道元禅師様は、建長5年(1253)8月28日に、京都高辻西洞院覚念邸で、54歳で示寂されました。また、大本山總持寺を開かれた太祖常済大師瑩山禅師様は、正中2年(1325)8月15日に、石川県羽咋市の永光寺にて、58歳で示寂されました 両祖大師の示寂された両日を、近代に入りまして太陽暦に換算したところ、まことに不思議なことに、年こそ違え、いずれも9月29日となりました。これをうけて、太陽暦での9月29日を、両祖大師のご命日として、「両祖忌」と定めました
当寺では毎年10月10日にお勤めしておりましたが、本年は10月6日に執り行いました。
施食会(塔婆供養)
北区観音寺御住職金丸孝道老師ご導師のもと、檀信徒皆様が志された御先祖様の御塔婆供養と、御志納供養を執り行いました。