前日までの雨も上がり、快晴となりました平成30年5月20日。お釈迦様のご誕生日を祝う法要をお勤めしました。降誕会正当は4月8日ですが、北海道は4月初旬はまだ雪が残っておりますので、約1カ月遅れとなる旧暦の時期の5月に営むことが多いです
花まつり法要に先立って、大森隆胤師の首座法戦式を執り行いました
首座法戦式とは、お釈迦さまが霊鷲山においてお弟子の迦葉尊者にご自分の席を半分ゆずって説法を許されたという故事にならって、首座と呼ばれる修行僧の先頭に立って指導する役職の僧が、住職に代わって仏道の肝心なところを、修行僧に説法する儀式が出来ました。そして、徐々にこの儀式が実用的になり、首座と修行僧達とで激しい問答を行うようになりました
この様子を、首座が法を戦わせることから、「首座法戦式（しゅそほっせんしき）」と云います
中食後、滋賀県 常栄寺御住職 弘海明道老師よりご法話を頂戴いたしました
弘海老師の優しい口調と丁寧なお話にお檀家様方も熱心に聞き入っておられました
田中清元住職の導師により新本堂での釈尊降誕会法要をお勤めします。御誕生佛に甘茶をお掛けし、皆様にご焼香いただきました
アンサンブル『奏楽（そら）』 によるチャリティーコンサートが行われました
毎回大変ご好評をいただいておりますが、今回は花まつりにちなみ、お子様向けの楽曲も演奏いただき、お釈迦様の誕生日に相応しい、素晴らしい華を添えて下さいました
お楽しみコーナーでは、お菓子のつかみどりやスーパーボールすくい、お菓子釣りゲーム。またかき氷、フライドポテト、パンダ焼き、クジ引きなど楽しい屋台も出店頂き、お子様のみならず、大人の皆様にもお楽しみ頂きました
盤渓地区の皆様方はじめ、近隣の方々もお子様連れで多数お越し下さり、花まつりに相応しい華やかな法要となりました
