7月26日・27日。小学生1年生から中学生3年生までを対象にした、1泊2日の夏休みこども坐禅会が行われました
今年は札幌禅林青年会主催の第51回禅の集いとして、薬王寺が会場となり開催されました
札幌市内の曹洞宗寺院と縁のある檀信徒のご子息やその御親戚・お友達など80名以上の子供たちが参加して下さいました
本堂で開会式をお勤めし、オリエンテーションを行いました
坐禅作法の説明を受け、はじめての坐禅です
坐禅のあとは『喫茶』の時間です
喫茶とはお茶を飲むことですが、行茶という言葉もあり、禅宗では大切な修行のひとつです
『喫茶喫飯』という言葉があります
お茶をいただく時は、お茶を飲むことに 集中しましょう。ごはんをいただく時は、ご飯を食べることに集中しましょう
何かをするときは、ほかのことに気をとられることなく、一つのことに集中することが大切です
その後のレクリエーションでは、輪投げやお坊さんとのジャンケン大会で大盛り上がりとなりました
楽しかったレクリエーションのあとは、再び坐禅をお勤めしました
最初に比べると、皆の坐相も整ってきました
夕食のあとは、お待ちかねの花火の時間です
花火を楽しむ上での注意を守り、火傷や火事に気を付けて手持ち花火を楽しみました
最後の打ち上げ花火では、子どもたちの歓声が宮の森の山に響いていました
夜坐のあと、自分たちで協力し合って布団を敷き、夜9時に就寝となりました
翌日は朝5時に起床です
布団あげ、洗面をすませたあと、最後の坐禅の時間となりました
4回目の坐禅となりますが、皆しっかりと坐れています
朝のお勤めを行い、手本のお坊さんに合わせて元気よくラジオ体操をしました
ラジオ体操のあとは、朝食です
禅寺の朝食は粥(おかゆ)です
正式な作法に沿って、おかゆを頂き、器も洗いました
朝食後に作務(お掃除)をしました
皆で本堂と広間を一所懸命に清めました
今年のこども坐禅会の締めくくりに、皆に感想文を書いてもらいました
最後に札幌禅林青年会会長より総評を頂き、楽しかった1泊2日のこども坐禅会は無事終了となりました
お疲れ様で御座いました。来年も是非ご参加下さい。合掌